週刊ダイヤモンド今週号より~株価下落で円高の“特異減少”、投機勢も恐れなす相場乱高下

2013年6月10日 08:00

印刷

記事提供元:フィスコ


*08:00JST 週刊ダイヤモンド今週号より~株価下落で円高の“特異減少”、投機勢も恐れなす相場乱高下
株式相場の乱高下に伴い、円高圧力が高まっています。5月22日に1ドル=103円まで円安が進みましたが、23日の日経平均株価の暴落とともに反転しました。足元の為替相場は株価との相関が高まっていることが特徴的といえます。

これまで、円高が株価の下落をもたらすといったことはしばしばありましたが、逆(株価下落→円高)はあまりみられなかった現象です。この要因は、海外投資家の為替ヘッジとみられます。海外投資家の一部は、為替リスク回避のために、日本株買いの際に、同時に円売りの為替ヘッジをかけているのです。これが、株価の上昇に並行して円安の加速をもたらしていましたが、その流れが今では逆転しているのです。

今のところ、ドル円相場は“調整”の範囲内、年後半の世界景気回復と米国の金利上昇が確認されれば、縮小された円売りポジションは、いずれ再構築されるとの観測が多いようです。中長期的にドル高円安というトレンドは変わっておらず、個人投資家の押し目買いもあって、100円を挟んだ攻防が続きそうだと、ダイヤモンド誌ではみています。
《NT》

関連記事