7日の中国本土市場概況:上海市場は7営業日続落、約1カ月ぶりの安値を更新

2013年6月7日 17:03

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記事提供元:フィスコ


*17:03JST 7日の中国本土市場概況:上海市場は7営業日続落、約1カ月ぶりの安値を更新

7日の中国本土市場は大幅続落。上海総合指数は前日比29.86ポイント安(-1.33%)の2210.90、深セン成分指数は同237.48ポイント安(-2.64%)の8763.61で取引を終えた。朝方は底堅い展開を示したが、その後はじりじりと下げ幅を拡大させた。上海総合はこの日、終値ベースで5月3日以来の安値を更新した。

最近の日米欧株式市場が不安定な展開を示しているほか、来週10-12日の本土市場が端午節休暇で休場となるため、連休前の換金売りが広がった。また、明日8日に発表される5月の輸出統計が前月から大幅に悪化するとの観測も警戒された。一部では、5月の輸出増加率は前月の14.7%から5%台まで低下すると予測している。

また、流動性不足懸念が高まっていることも圧迫材料。上海銀行間取引金利(SHIBOR)は昨日6日に続き、今日も続伸している。さらに、不動産バブル懸念が再びクローブアップされていることが同セクターの圧迫材料。デベロッパー大手、万科企業の王石会長はきのう6日、中国の不動産市場のバブルが深刻だと指摘し、このまま継続したら崩壊する恐れがあるとの見方を示した。

一方、朝方はアルコール飲料関連が買われた。最近の下落で値ごろ感が強まったほか、品質問題や腐敗取締り強化など悪材料がすでに株価に反映されているとの見方が支援材料。また、石油製品価格の引き下げも航空や輸送関連の物色手がかりとなった。
《KO》

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