【株式評論家の視点】タクマは異質の強さを発揮、中期的な成長性を取り込む相場へ

2013年6月6日 09:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  タクマ <6013> が異次元の強い動きを見せている。5月21日に769円の高値まで買い進まれた後、全般相場の急落に見舞われ、一呼吸入れたが、5月30日には早くも819円の高値更新に切り返し、6月5日には818円へさらに買い進まれる圧巻の動きを見せている。

  5月15日に発表された前2013年3月期決算は、売上げが963億円と前々期比14%減、経常利益71億円と同2%減の低調な決算となった。そして、今2014年3月期も売上げが950億円と1%減、経常利益が70億円と同2%減のあまり回復感がうかがえない状況だ。

  それにも関わらず、株価は上昇トレンドを継続中だ。そのカギは前期の受注高が1092億円と、前々期に比べ21%の大幅増を達成したことにありそう。大型のごみ処理施設建設工事、ごみ処理施設の大規模改修工事、大型のバイオマス発電設備建設工事などの受注のほか、貫流ボイラや真空式温水機、海外向けの汎用ボイラの受注が伸びている。前期の受注増が売上げに反映される来期以降の業績については、アナリスト筋は様変わりの収益向上との見方で一致している。

  国内においては、ごみ処理施設の更新・改造需要のほか、固定価格買取制度などエネルギー政策の転換を追い風として、バイオマス発電設備などの活発な需要増見込まれるほか、海外においてもバガス焚ボイラなど引き続き旺盛な需要が存在している。

  再生可能エネルギーの活用と環境保全の分野を中心にリーディングカンパニーとしての地位を高め、2020年度に経常利益100億円を目指している。その成長性が株価に織り込まれ始めている。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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