注目銘柄ダイジェスト(前場):ファーストリテ、みずほFG、エイチームなど

2013年6月5日 11:33

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記事提供元:フィスコ


*11:33JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ファーストリテ、みずほFG、エイチームなど

ファーストリテ<9983>:31900円(前日比-1150円)
軟調。同社は前日に5月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比10.9%増となり、2ヶ月ぶりのプラスに転換へ。市場予想は5%前後のプラスと見られ、会社計画とともに上回る水準となっている。ポジティブな内容ではあるが、需給主導で買い進まれてきた現在の水準から、一段の株価上昇につながるまでのインパクトは限定的と捉えられる状況に。

みずほFG<8411>:197円(同-3円)
売り先行。昨日はモルガン・スタンレー(MS)の投資判断格上げ、海外投資家の資金流入観測などを背景に大幅高となったが、本日は短期資金中心に利食い売りが先行する状況。ただ、大和では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価を250円としていることが支援材料になり、底堅さもみられている。大和では、今期業績は計画比上振れが期待されること、株価水準の割安感が鮮明であること、不安定な債券相場のダメージは限定的と見なされることなどを評価。中長期的な視野から、現行株価に投資妙味は大と指摘している。

エイチーム<3662>:4335円(同+700円)
ストップ高。新ゲーム「ダービーインパクト」に対する期待感が続く格好に。有料ポイント「Dメダル」の販売も始まっているが、昨日の19時現在で、早くもアップルストアのゲームカテゴリー売上ランキング20位に入ってきているもよう。同タイトルの拡大に伴う収益成長期待が一段と高まる状況へ。

タダノ<6395>:1315円(同+131円)
急伸。バークレイズでは投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も1200円から1500円まで引き上げている。今期会社計画は上振れの可能性が高いこと、株価水準の割安感が強いこと、海外売上高比率の拡大などで業績拡大局面を迎える可能性が高いことなどを評価しているようだ。

大東建託<1878>:8870円(同-590円)
下落率トップ。同社が前日に発表した月次動向がネガティブ材料につながっている。5月の受注高は前年同月比28.9%減と大幅な落ち込み、2割以上の減少は2009年5月以来となっている。キャンセル率の上昇に加え、営業担当者向けインセンティブ策実施の反動でキャンセル前総受注高も減少しているもよう。ただ、シティでは、解約増は豊富な受注残高を完成工事高に着実につなげるための必要措置で、総受注高の減少も一過性要因と捉えているようだ。

カーバイド<4064>:532円(同+80円)
ストップ高。年明けには低位材料株の本命銘柄と位置づけられてきた銘柄であり、引き続き個人投資家の高い関心が続いていた。足元では仕手系材料株が循環物色されており、改めて中心格として先行き期待が高まる状況に。クロスも入っていたと見られる寄り付きの大量商いが思惑も高めさせ、人気化のきっかけに。

タツタ電線<5809>:959円(同+97円)
急伸。クレディ・スイス(CS)では投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を940円から1300円に引き上げている。電磁波シールドフィルムの4月受注高は、韓国主要企業からの受注急増などで、大底からは50%程度回復のもよう。5月も高水準を維持しているようだ。4-6月期売上高は会社計画を大幅に上回る状況と考えており、第1四半期決算時には上方修正が期待できるとしている。

ビットアイル<3811>:1162円(同-82円)
大幅安。今期の営業利益見通しを33億円から30億円へ、最終利益見通しを18億円から16億円へと下方修正したことが嫌気されている。データセンター需要の拡大を背景に好業績期待が高かったとみられ、下方修正にはネガティブなインパクトが強まる格好に。なお、12年8月-13年4月期営業利益は前年同期比12.5%増の23.4億円で着地。主力のiDCサービスのほか、クラウドサービスが好調に推移したようだ。

サムコ<6387>:915円(同+65円)
大幅高。12年8月-13年4月期営業利益が、前年同期比50.2%増の3.0億円と大幅増益となったことが好材料視されている。2-4月期の営業損益は2.7億円と上期に対して大きく改善しており、堅調な第3四半期決算を前向きに評価へ。国内では、オプトエレクトロニクス分野の高輝度LED用途や各種レーザー用途での販売が伸びているようだ。

フィールズ<2767>:1765円(同+76円)
買い優勢。同社やユニバーサル<6425>、テックファーム<3625>など、カジノ関連に上昇が目立っている。本日は、安倍首相が経済政策「アベノミクス」の第3の矢となる成長戦略の第3弾を発表する予定となっており、成長戦略の中にカジノを含む大型リゾートの導入など、カジノ特区構想が含まれるとの思惑が先行する状況のようだ。

サマンサJP<7829>:38800円(同+3600円)
大幅反発。アパレルブランド「レストローズ」などを展開するラ・エストを買収すると発表したことが材料視されている。取得額は非公表だが、ラ・エストの全株式を取得する。衣料品の売上高比率を2割弱から3割超に引き上げ、総合的なファッション企業を目指すもようで、シナジー効果に期待感が先行する格好に。

コロプラ<3668>:4875円(同+490円)
急反発。同社やクルーズ<2138>、オルトプラス<3672>、enish<3667>など、ゲーム関連株が強い動きとなっている。目立った材料はなく、直近の大幅下落による反動から自律反発狙いの動きが強まっているようだ。物色にやや手詰まり感が意識される中で、バイオ関連からゲーム関連へと循環物色の流れが波及する格好に。

《KO》

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