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【編集長の視点】パンチ工業は連日の最安値も純益V字回復を見直し底上げ展開が有力
<銘柄ウオッチ>
パンチ工業 <6165> (東2)は、8円安の482円と4営業日続落し連日の上場来安値更新となっている。きょう4日に日経平均株価が、寄り付きの86円高から200円安と売り直される悪環境が響き、同社株にも売り増勢となっている。
ただ、同社の今3月期純利益のV字回復予想からは、明らかに売られ過ぎであり、下値からの底上げ展開も有力となる。来週6月11日から中断されていた新規株式公開(IPO)が、再開されることもサポート材料となろう。
同社は、昨年12月20日に公開価格560円でIPO(新規株式公開)され、公開価格を下回る530円で初値をつけ、499円安値まで下げたが下げ過ぎとして上場来高値575円まで底上げ、IPO時予想を下回る前3月期業績の下方修正でも悪材料織り込み済みとして500円台をキープしたが、全般相場の急落に巻き込まれて上場来安値まで再調整した。
ただ今3月期業績は、持ち直しを予想している。売り上げ265億4200万円(前期比6%増)、営業利益9億1700万円(同29%増)と増収増益転換し、経常利益を7億4800万円(同9%減)と減益転換するが、純利益、は5億3600万円(前期比2.5倍)とV字回復を見込んでいるものである。
前期業績は、自動車業界向けは堅調に推移したものの、電子部品・半導体業界向けの受注が厳しく推移して下方修正、純利益は、繰延税金資産の一部取崩しも重なり2億1300万円(前々期45%減)と減益転換した。
今期は、中期経営計画に沿って、国内・中国市場中心からインド、東南アジア地域や欧米展開のグローバル化を推進し、自動車市場の深耕や新市場の開拓、新事業・高付加価値製品の開発などで回復、純利益は、繰延税金費用取崩しの一巡でV字回復する。
株価は、今年3月の最高値から同最安値まで15%の調整安となっているが、PERは6倍台、PBRは0.6倍と下げ過ぎ歴然である。IPO再開を前に直近IPO株人気も期待する逆張り妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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