【株式評論家の視点】アサンテの潜在需要は膨大、掘り起こしへ向け広報活動を積極化

2013年5月31日 10:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  アサンテ <6073> (東2)は4月2日の782円を底値に出直り色を強めつつある。前2013年3月期は売上げ120億7900万円と前々期比7.9%の増収、営業利益も21億8800万円と同13,4%の増益を確保した。

  今2014年3月期についても売上げ130億4000万円と前期比8%増、営業利益は23億4800万円と、同7.3%増の連続増収益決算が見込まれている。

  同社は木造家屋を対象に、白蟻防除等の各種施工を行うとともに、家屋補強・基礎補修施工など構造的な強化事業も提供している。また、家庭用太陽光発電システムや住宅リフォーム等も取り扱っており、これらのアフターメンテナンスとの組み合せによって、「総合ハウスメンテナンスサービス」を効率的に展開している。

  東日本大震災を契機に自然災害に対して注意を促す報道や、今後発生が想定される震災に関する被害等の想定を上方修正するといった行政の動きもあり、既存家屋の保全意識は一層高まり、同社にとってフォローの状況となっていることが好業績の背景。

  白蟻防除施工等のサービスは、全国に2500万戸以上現存する木造戸建住宅が、主な販売対象。ただ、ユーザーが日常生活を営む上で目に付き難いところでの被害とあって、その需要の多くは潜在化している。そうした需要掘り起こしへ向け、白蟻に関するプレス向けセミナーの開催、「くんくんズ(シロアリ探知犬、トコジラミ探知犬チーム)」を通じた広報活動、自社ホームページにおける「シロアリ注意報」の公表等を通じて、サービスの認知度向上に努めている。

  現在でもPERは8.7倍と低い水準にあるが、先行きの成長性を勘案すれば、割安さはさらに強いものとなる。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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