【アナリストの眼】電算システム3営業日続伸、「収納代行」好調、国際送金サービスも開始、好業績で上値見込める

2013年5月30日 12:34

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  情報サービスの電算システム <3630> の30日株価は53円高の2350円と3営業日続伸している。に注目したい。好業績見通しを評価して上値を試す展開が期待されるだろう。

  情報サービス事業(情報処理、情報システム構築、ソフトウェア受託開発)と、収納代行サービス事業(コンビニ収納代行、郵便振替決済代行、ネットショッピング決済、電子マネー決済)を展開している。クラウドサービスや電子マネーへの対応を強化し、11年に国内送金サービス、12年にはコンビニを窓口とする国際送金サービスを開始している。

  今期(13年12月期)連結業績見通しについては売上高が前期比8.3%増の253億円、営業利益が同11.8%増の10億10百万円、経常利益が同8.8%増の10億10百万円、純利益が同11.8%増の5億78百万円としている。新データセンターの費用が発生するが、情報サービス事業でのアウトソーシング業務の拡大、収納代行サービスでのネット取引関連の拡大などで吸収する見込みだ。

  第1四半期(1月~3月)は前年同期比3.7%増収、同96.1%営業増益、同84.8%経常増益、同89.9%最終増益だった。情報処理サービスでは郵便局関連、システムインテグレーションではオートオークション向けや医療機関向けなどが寄与した。収納代行サービスでは既存取引先の収納件数増加に加えて、新規取引先獲得も順調に推移した。通期予想に対する進捗率は売上高が22.8%、営業利益が28.1%、経常利益が27.9%、純利益が27.0%であり概ね順調な水準だろう。

  なお4月30日に株式分割を発表している。6月30日を基準日(効力発生日7月1日)として1株を2株に株式分割する。このため1株当たり配当は第2四半期末が20円、期末が10円となる。

  株価の動きを見ると、4月30日の株式分割発表を好感して直前の1900円近辺から5月2日の年初来高値2730円まで急騰した。その後は急騰の反動局面となって5月27日には2170円まで調整する場面があった。ただし5月29日には2320円まで戻して調整一巡感を強めている。

  5月29日の終値2297円を指標面(株式2分割前)で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS126円82銭で算出)は18~19倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1363円27銭で算出)は1.7倍近辺である。

  日足チャートで見ると25日移動平均線近辺に戻し、週足チャートで見るとサポートラインとして意識される13週移動平均線が接近して過熱感が解消された。調整一巡して再動意のタイミングのようだ。好業績見通しを評価して上値を試す展開が期待されるだろう(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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