日経平均25日線突破で調整一巡感を意識か/オープニングコメント

2013年5月29日 10:32

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記事提供元:フィスコ

[オープニングコメント]

08:41JST 日経平均25日線突破で調整一巡感を意識か

 連休明け28日の米国株式市場は上昇し、NYダウは終値ベースでの最高値を更新した。この流れを受けて東京市場も国際優良株などコア銘柄を中心に買いが先行することになろう。シカゴ日経225先物清算値は大証比50円高の14410円であり、これにサヤ寄せするようだと、心理的な上値抵抗となっている25日線(14376円辺り)を突破してくる可能性がある。同線を抵抗から支持に変えることが出来れば、調整一巡感からのリバウンド期待が強まることになりそうだ。円相場が1ドル102円台に乗せて推移していることも安心感につながろう。

 一方、25日線レベルでの攻防が続くなかでは、次第に戻り待ちの売り圧力が警戒されてくる可能性がある。ただし、6月5日に発表を予定している成長戦略第3弾や参院選に向けた一段の政策期待も高まりやすく、値動きの荒い展開が続くとみられるが、調整局面での押し目買い意欲は日々強まることになろう。

 また、物色については海外勢の資金流入によってコア30など、主力大型株や値がさ株などに資金が向かいやすく、これが日経平均を押し上げる可能性が大きい。そのため、日経平均の上昇ほど、個別では利益に結びつきづらい状況になることが考えられる。そのため、幅広い銘柄への物色よりも、一部の政策関連などに短期の値幅取り狙いの資金が集中することになろう。

 なお、28日のNY市場でダウ平均は106.29ドル高の15409.39、ナスダックは29.75ポイント高の3488.89。ADRの日本株はトヨタ<7203>、NTTドコモ<9437>、キヤノン<7751>、ブリヂストン<5108>、ソニー<6758>、三井住友<8316>など、対東証比較(1ドル102.26円換算)で全般堅調だった。

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