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【アナリストの眼】ワイヤレスゲート株価続伸、スマホ追い風に今12月期34%増益、上値試す
<業績&株価分析>
無線通信サービスを展開するワイヤレスゲート<9419>(東マ)の27日株価は130円高の5410円と前日の240円高に続いて買われている。今期(13年12月期)好業績見通しを再評価して上値を試す展開が期待されるだろう。
複数の通信事業者などからインフラを借り受けてワイヤレス・ブロードバンド・サービス(Wi-Fi、WiMAX)事業などを展開している。住友商事<8053>との業務提携などにより販売チャネルの拡大を進め、12年12月には次世代通信規格LTEサービスも開始した。
今期の連結業績見通しは売上高が前期比27.6%増の70億17百万円、営業利益が同34.1%増の8億円、経常利益が同39.0%増の8億円、純利益が同9.4%増の4億63百万円としている。スマートフォンやタブレット端末の普及が追い風であり、利用エリア拡充による利便性向上やキャンペーン実施などの販促強化が寄与して、ワイヤレス・ブロードバンド・サービスの会員数が順調に増加する見込みだ。
5月8日発表の第1四半期(1月~3月)連結業績は売上高が16億16百万円、営業利益が1億75百万円、経常利益が1億75百万円、純利益が1億08百万円だった。2月に開始したケイ・オプティコムとの協業によるWi-Fiスポット増加も寄与して、新規会員獲得が順調な模様である。
株価の動きを見ると、短期調整を挟みながら水準を切り上げる動きが続いている。5月7日の高値6700円から反落して5月23日に4800円、5月24日に4815円まで急落する場面もあったが、5月27日には5400円台まで急反発している。利益確定売りが一巡して今期好業績見通しを再評価する動きだろう。
5月27日の終値5410円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS189円84銭で算出)は28倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間80円で算出)は1.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS628円47銭で算出)は8.6倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線を割り込んで調整局面だが、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から反発の動きを強めている。サポートラインを確認した形であり、短期調整を挟みながらの上昇トレンドを継続しているようだ。今期好業績見通しを再評価して反発し、上値を試す展開が期待されるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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