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【株式評論家の視点】日本板硝子はリストラ効果で今期黒字、目先筋の売り一巡後出直りへ
日本板硝子<5202>(東1)が注目されそう。見直し人気を集め5月22日に150円の年初来高値を示現した。ただ、間が悪いことに翌日23日に株式市場の大暴落に遭遇、上げトレンドの腰を折られた形になったが、翌日の全般続落場面でも、下方硬直性を発揮しており、目先筋の投げ一巡の後は急速な切り返しに向かう場面が予想される。
前2013年3月期に172億円の営業損失を余儀なくされた業績は、今2014年3月期は30億円の黒字浮上が想定されている。欧州市場の低迷が続くものの、北米や新興国の自動車用ガラスの拡販により増収を見込む。欧州を中心に生産能力の削減を行い、間接費の削減、人員削減も収益改善に寄与する。
欧州の建築用ガラス市場における価格は、前2013年3月期では歴史的に低い水準に到達しており、それ以上の下落はない。日本では、円安や政府の成長戦略がもたらす景況の改善を享受。北米における数量は前3月期の好調を持続し、新興国・地域の市場においても数量が増加することが見込まれる。ソーラー用ガラスの出荷数量も安定し、高機能ガラスの市場も少なくとも前3月期の水準を維持するものと見込まれている。
前3月期に生産能力調整と人員削減の諸施策を実施、その効果は300億円に達するとの見方を取っている。そうした効果が発露、前3月期の第4四半期の営業利益は41億円と、2011年第2四半期以来、6期ぶりの黒字計上となった。そのため、来期と見られていた業績の本格回復が今期に手繰り寄せられるとの見方が強くなっている。株価も評価前進の方向が予想される。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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