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【アナリストの眼】トレジャー・ファクトリー株価は大きい陽線で反発、リユース市場拡大、07年高値奪回へ
<業績&株価分析>
リサイクルショップのトレジャー・ファクトリー<3093>(東マ)の前週末株価は105円高の1467円と大きい陽線となっている。好業績を評価して上値を試す展開が期待されるだろう。
関東圏を中心に総合リユースショップと服飾専門リユースショップを直営とFCで展開している。前期(13年2月期)末の店舗数は直営「トレジャー・ファクトリー」が44店舗、直営「トレジャーファクトリースタイル」が18店舗、FC「トレジャーファクトリー」が4店舗の合計66店舗である。
今期(14年2月期)業績(非連結)見通しは、売上高が前期比15.7%増の92億40百万円、営業利益が同8.2%増の6億80百万円、経常利益が同8.2%増の6億92百万円、純利益が同1.2%増の3億76百万円としている。新規出店は10店舗の計画で、今期から関西エリアへの直営店の出店を開始する予定だ。リユース市場の拡大が追い風であり、既存店の収益力強化、出店エリア拡大と新規出店の効果に加えて、原価率の高い業者仕入れ抑制や値下げ販売抑制などで売上総利益率の改善も期待されるだろう。
なお月次売上動向(前年比、速報値、FC除く)を見ると、13年4月は全店が105.7%、既存店が96.6%だった。前年に比べて休日が1日少なかったことなどが影響した模様だ。
株価の動きを見ると5月9日の年初来高値1650円から反落し、5月16日に1350円、さらに5月23日に1362円まで調整する場面があった。しかし5月24日には前日比105円高の1467円まで急反発した。前日の下落分(90円安)を取り戻した形である。利益確定売りが一巡して今期好業績見通しを評価する動きだろう。
5月24日の終値1467円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS136円01銭で算出)は10~11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は1.2%近辺、実績PBR(前期実績のBPS745円53銭で算出)は2.0倍近辺である。
日足チャートで見ると、5月23日の急落で割り込んだ25日移動平均線近辺に戻した。また週足チャートで見ると、13週移動平均線近辺で下ヒゲを付けてサポートラインの形となった。上昇トレンドを継続しているようだ。利益確定売りが一巡して目先的な過熱感が解消され、好業績を評価して上値を試す展開が期待されるだろう。07年12月の1800円も視野に入りそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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