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【アナリストの眼】トーソー株価は450円台で底打ち感、今期連続の大幅増益、PER割安目立つ
カーテンレールやブラインド大手トーソー<5956>(東2)の株価は前週末458円(6円高)と底打ちとなっている。に注目したい。好業績見通しを評価して上値を試す展開が期待されるだろう。
5月8日発表の前期(13年3月期)連結業績は前々期比4.6%増収、同13.1%営業増益、同17.3%経常増益、同45.1%最終増益だった。新設住宅着工戸数が堅調だったことに加えて、新製品の投入、展示会やキャンペーンを活用した営業強化などが寄与して、カーテンレールやブラインドの販売が好調に推移した。販管費は増加したが増収効果で吸収し、営業外での為替差益増加も寄与した。
今期(14年3月期)見通しは売上高が前期比5.1%増の235億円、営業利益が同47.5%増の13億円、経常利益が同39.2%増の12億円、純利益が同58.5%増の6億50百万円としている。金融緩和、住宅ローン減税措置延長、消費増税前駆け込み需要が追い風となり、新設住宅着工戸数やリフォーム需要が高水準に推移するだろう。節電意識の高まりなどで遮光・遮熱効果の高いカーテンレールやブラインドが好調に推移しそうだ。配当予想は前期と同額の年間10円(第2四半期末5円、期末5円)とした。
中期戦略としては、国内市場向け新商品開発のスピードアップ、海外での大型案件獲得、インドネシアの生産子会社の機能拡大、新規領域としてのステッキなど介護用品事業の拡大を掲げている。
株価の動きを見ると400円近辺でモミ合う展開だったが、今期大幅増益見通しを好感して動意付き5月8日に485円、5月9日には年初来高値となる549円まで急騰する場面があった。その後は急騰の反動局面だが、450円近辺で下げ渋る動きであり、目先的な調整一巡感を強めている。
5月24日の終値458円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS62円48銭で算出)は7~8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS938円45銭で算出)は0.5倍近辺である。
日足チャートで見ると、25日移動平均線に接近して下げ渋り感を強めている。目先的な調整が一巡した可能性がありそうだ。さらに月足チャートで見ると、400円近辺のフシを突破して三角保ち合いから上放れた形であり、先高感を強めている。指標面で見れば依然として低PER、低PBRであり、今期好業績見通しを評価して上値を試す展開が期待されるだろう。06年1月と2月の600円も視野に入りそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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