【編集長の視点】ジェイテックは立会外分売の流動性向上期待で分割権利落ち後の2点底から再発進

2013年5月27日 07:41

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  ジェイテック<2479>(JQG)は、今年3月31日を基準日に株式分割(1対200)を実施、スンナリと権利を落とした落ち後安値171円から同高値560円まで3.2倍化、25日移動平均線で下値を確認する調整後に再発進する途上にあったが、今年5月23日の日経平均株価の1143円安の急落の影響を受けて、再度、下値を探った。ちょうど25日線水準ではダブルボトム(2点底)をつけるチャート形成となっており、この安値水準で、前週末24日大引け後に立会外分売を発表しており、流動性の向上期待で再発進する展開が想定される。

  立会外分売は、同社株式の分布状況を改善させ、流動性を向上させることを目的にしており、分売予定株式数を40万株、予定期間を5月31日から6月4日までとして実施、分売値段は、分売実施の前日の終値もしくは最終気配値を基準として決定する。今年3月末割り当ての株式分割や、今年5月15日に取締役会決議した資本準備金をその他資本剰余金に振り替えることによる分配可能額の充実に続く積極的な資本政策であり、今年2月の株式分割発表、同3月の前期配当の増配では、いずれもストップ高を演じた同社株の急騰習性再現を強力サポートする見込みである。

  同社は、業績も堅調に続伸している。前2013年3月期業績が、今年1月の上方修正値を上ぶれて着地し、今3月期も続伸、売り上げ31億9300万円(前期比18%増)、経常利益7800万円(同18%増)、純利益4900万円(同3%増)と見込んでいる。主力の技術職知財リース事業で、円安進行に伴う大手製造業の技術開発投資積極化を背景に、従来の機械・電気電子・ソフトウェア分野の技術者派遣が順調に推移することに加えて、昨年10月にLIXILグループ<5938>(東1)から建築関係の労働者派遣事業などを展開するエル・ジェイ・エンジニアリング(旧トステム・エンジニアリング・オフィス)の株式を取得し連結子会社化、建築分野の取引が上乗せとなることなどが要因となる。

  25日線水準のダブルボトムから分割落ち後高値560円へのリバウンド幅拡大に弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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