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【アナリストの眼】寿スピリッツは今期も2ケタ増益、新商品・新ブランド・新業態・新市場の開発寄与、株価一服は好買い場
<業績&株価分析>
菓子製造販売の寿スピリッツ <2222> (JQS、東2)の23日株価は80円安の1260円と6営業日ぶりに反落となっている。年初来高値1348円に対しては高値圏にある。
「ラングドシャ」ブランドの寿製菓、「ルタオ」ブランドの北海道のケイシイシイ、東京で洋菓子を展開するシュクレイなど、傘下の子会社で地域限定ブランドの菓子を製造・販売している。今後の事業戦略としては新商品・新ブランド・新業態・新市場の開発、大型売り場の確保、新業態店含む新規出店の加速などを掲げ、子会社ジャパルシーを設立して健康食品事業も開始した。
5月13日に発表した前期(13年3月期)連結業績は前々期比4.6%増収、同19.6%営業増益、同23.8%経常増益、同48.3%最終増益で過去最高を更新した。ケイシイシイがテレビ放映効果で好調だった前々期の反動減となり、健康食品事業立上準備費用などで販管費も増加したが、寿製菓の好調や製造原価改善効果、九十九島グループの好調、シュクレイの収益改善などで大幅増益だった。配当は同10円増配の年間30円とした。
今期の見通しは売上高が前期比5.3%増の217億50百万円、営業利益が同12.2%増の21億円、経常利益が同11.1%増の21億円、純利益が同12.2%増の11億70百万円としている。健康食品事業と通販基幹業務システムサービス事業が立ち上げ2期目で営業損失だが、引き続き寿製菓やシュクレイが好調であり、前期が反動減となったケイシイシイの回復も期待されるだろう。配当予想は前期と同額の年間30円(期末一括)とした。
なお4月3日からJASDAQと東証2部の重複上場となっている。5月23日の株価では今期予想連結PER(会社予想の連結EPS112円79銭で算出)は11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS683円47銭で算出)は2.0倍近辺である。
日足チャートで見ると、一旦割り込んだ25日移動平均線を回復して上伸している。また週足チャートで見ると、13週移動平均線がサポートラインとなって強基調に回帰する形だろう。指標面に割高感はなく、今期好業績見通しを評価して3月高値を試す動きを強めそうだ(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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