【今日の言葉】株式分割、オールドインダストリーは?

2013年5月22日 10:16

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  『株式分割、オールドインダストリーは?』=株式市場で株式分割が増え注目されている。証券会社を通じて東証、大証、名証などの取引所に投資家が売買注文を出す場合、企業が定めている売買単位での発注が決められている。

  現在、「1株」、「20株」、「100株」、「500株」、「1000株」など、いくつかの売買単位がある。東証では2014年4月までに、100株か1000株に統一するよう企業へ呼びかけているという。同時に最低投資金額(株価×売買単位)を5万円以上50万円未満として個人投資家が株式投資をやりやすいよう企業に求めている。

  現在は経団連銘柄とも言われるオールドインダストリーに1000株単位銘柄が多い。仮に、株価が1500円で売買単位1000株の銘柄の場合、投資に必要な金額は150万円も必要だが、売買単位を100株とすることで15万円と買いやすくなる。もっとも、もともと株価自体が低位にあり1000株の単位でも投資金額のかさばらない企業は1000株のままというところがみられる。

  一方、1株単位の銘柄が多い新興系銘柄では1株を100分割して同時に売買単位も100株とするところがこのところ増えている。これによって売買が活発となって新興市場の好人気につがっているといえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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