【アナリストの眼】ピックルスコーポレーションの株価出直る、主力の「ご飯がススムキムチ」好調で2ケタ増益

2013年5月22日 09:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

 漬物最大手のピックルスコーポレーション<2925>(JQS)に注目したい。株価は4月の高値から一旦反落したが、目先的な利益確定売りが一巡して上値を窺う態勢のようだ。

 今期(14年2月期)連結業績見通しについては売上高が前期比4.6%増の251億80百万円、営業利益が同11.2%増の10億18百万円、経常利益が同10.7%増の10億79百万円、純利益が同9.1%増の6億23百万円としている。

 主力の「ご飯がススムキムチ」など、キムチ製品のブランド力が向上して販売が好調な模様である。さらに「生きて腸まで届くピーネ乳酸菌キムチ」など新製品投入効果も寄与して好調な推移が予想される。また広島工場が稼働して中国・四国地方での拡販を進めるとともに、コスト面では契約栽培拡大による原料野菜の安定調達を推進する模様だ。

 株価の動きを見ると、水準を切り上げて4月25日には年初来高値720円まで上値を伸ばした。その後は一旦反落して5月16日の610円まで調整したが、5月20日には658円まで戻して反発の動きを強めている。目先的な利益確定売りが一巡し、今期好業績見通しを再評価する動きだろう。

 5月20日の終値658円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS97円43銭で算出)は6~7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1058円84銭で算出)は0.6倍近辺である。

 日足チャートで見ると一旦割り込んだ25日移動平均線をすぐに回復し、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドを継続している。11年12月の670円を上抜いたことで先高感も強めている。指標面では依然として低PER、低PBRで割安感が強く、上値追いの展開が期待されるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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