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【アナリストの眼】うかいは株高資産効果受け業績、株価とも堅調、週足チャート有望
<業績&株価分析>
和洋食の高級料理店うかい<7621>(JQS)に注目したい。資産効果による高額消費の活発化が支援材料であり、株価は調整が一巡して3月高値を試す展開が期待されるだろう。
5月17日発表の前期(13年3月期)業績(非連結)は前々期比0.6%増収、同33.7%営業減益、同54.8%経常減益、同45.3%最終減益だった。既存店強化や人材育成などの費用負担で営業減益だったが、売上高と営業利益はほぼ計画水準だった。消費マインド改善で和食部門の来客数と客単価の増加が寄与した。経常利益は有利子負債のリファイナンス費用発生で計画を下回り、純利益は法人税等調整額の減少で計画を上回った。配当は同2円増配の年間12円(期末一括)とした。
今期(14年3月期)見通しは売上高が前期比1.0%増の118億09百万円、営業利益が同5.6%増の4億01百万円、経常利益が同60.8%増の3億42百万円、純利益が同61.2%増の2億76百万円としている。月次売上高(前年比、速報値)を見ると13年4月は全店102.3%で、来客数、客単価ともに増加して好調なスタートである。株高による資産効果なども背景に、消費マインド改善を追い風として収益拡大が期待されるだろう。配当予想は同3円増配の年間15円(第2四半期末5円、期末10円)とした。
なお5月17日に、青山財産ネットワークス(旧船井財産コンサルタンツ)<8929>との資本提携解消に伴い、同社が保有する当社株式の一部を自己株式として取得すると発表した。取得株式総数の上限37万株(自己株式除く発行済株式総数に対する割合7.33%)、取得価額総額の上限7億2557万円、1株当たり取得価格1961円で、取得期間は6月24日開催予定の定時株主総会終結の時から14年3月31日までとしている。
株価の動きを見ると、3月26日の戻り高値1808円から反落して4月3日の1561円まで調整したが、切り返して5月20日には1780円まで戻す場面があった。3月期末の株主優待権利落ちの影響が一巡し、高額消費拡大を材料視する動きのようだ。5月21日の終値1750円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS55円91銭で算出)は31倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は0.9%近辺、実績PBR(前期実績のBPS809円98銭で算出)は2.2倍近辺である。
日足チャートで見ると、窓を開けて割り込んだ25日移動平均線を回復して上伸し、窓埋めを完了した。また週足チャートで見ると、26週移動平均線近辺で下ヒゲを付けて反発し、13週移動平均線を回復して3月高値に接近している。調整が一巡して強基調に回帰した形であり、3月高値を試す動きが期待されそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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