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【編集長の視点】高島屋は続落、4月の百貨店売上高は天候不順が「アベノミクス」効果に逆風
<マーケットトーク>
高島屋 <8233> は、17円安の1049円と続落して始まっている。前日20日に日本百貨店協会が、今年4月の全国百貨店売上高の概況を発表、天候不順が響いて4カ月ぶりに前年同月を下回ったことから、「アベノミクス効果」への期待がカラ振りとなり、利益確定売りが増勢となっている。
百貨店株は同社株のほか、J.フロント リテイリング <3086> が、10円安の734円と反落し、三越伊勢丹ホールディングス <3099> が、27円安の1458円と4営業日続落、松屋 <8237> が、32円安の1552円と続急落するなど軒並み安となっている。
4月の百貨店売上高総額は、4767億円余の前年同月比0.5%減と4カ月ぶりにマイナス転換した。強い寒気による気温低下や大雨、暴風などの天候不順の影響を受け、商品別で春物衣料の苦戦で衣料品が、3.1%減と落ち込み、休日が、ゴールデンウィークの日並びの関係で前年より1日少なかったことなどが要因となった。ただ株高による資産効果などの景気回復の期待感を背景に、身の回り品のラクジュアリーブランドや宝飾品・高級時計は連続のプラスとなり、地区別でも、増床・改装効果のあった東京、大阪などの10都市合計では、4カ月連続のプラスとなり、アジア圏の旅行シーズンと円安が重なった訪日外国人の購買効果で、単月として統計開始以来の過去最高となった。
高島屋の株価は、今年4月の2月期決算で前期業績が、期中の上方修正値を上ぶれて着地し、今期業績も続伸を予想して市場コンセンサスを上回ったが、利益確定売りが先行して1000円台を試し、3月の月次売上高の続伸をテコに年初来高値1183円まで買われ、再度の下値もみ合いを続けてきた。1株純資産998円を前に強弱感の対立が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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