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【アナリストの眼】テラ株価は過熱感薄れ再動意近い、第1四半期23%増益、細胞治療支援事業で新規受注が順調
<業績&株価分析>
バイオベンチャーのテラ<2191>(JQS)に注目したい。株価は高値圏でモミ合う展開だが、目先的な過熱感が薄れて再動意のタイミングが接近しているようだ。中期的な成長期待で上値を追う可能性があるだろう。
東京大学医科学研究所発のバイオベンチャーで、新しいがん免疫療法の「樹状細胞ワクチン療法」を中心としたがん治療技術・ノウハウを医療機関に提供している。治療数に応じた収入が収益柱である。契約医療機関は前期(12年12月期)末時点で29カ所(基盤提携医療機関11カ所、提携医療機関6カ所、連携医療機関12カ所)である。
5月7日発表の今期(13年12月期)第1四半期(1月~3月)連結業績は、売上高が前年同期比4.1%増、営業利益が同23.3%増の増収営業増益だった。細胞治療支援事業で新規受注が順調だった。なお樹状細胞ワクチン療法の症例数は約320症例となり、会社設立以降の累計では約6650症例となった。
通期見通しは前回予想を据え置き、売上高が前期比9.0%増の16億84百万円、営業利益が同56.7%減の95百万円、経常利益が同59.2%減の89百万円、純利益が同79.2%減の20百万円としている。成長に向けた先行投資負担で減益見込みだが、契約医療機関における症例数が順調に増加しており、中期的な成長が期待されるだろう。
なお4月9日には、iPS細胞を用いた世界初の再生医療の実用化を目指す日本網膜研究所と出資に関する株式引受契約を締結したと発表し、第三者割当て1億円を出資する。4月16日には、九州大学と樹状細胞ワクチンの細胞医薬品開発に向けた共同研究契約を締結した。また5月2日には、最新の画像診断技術を活かして、がん新薬を中心とした治験支援事業に新規参入するため、子会社タイタンの設立を発表している。
株価の動きを見ると、4月中旬に動意づいて1500円近辺のモミ合い展開から4000円台まで一気に駆け上がった。5月8日には高値となる4970円まで上値を伸ばす場面があったが、過熱感を強めて概ね高値圏3500円~4500円近辺で推移している。5月14日の終値は前日比14.39%高の4095円だった。週足チャートで見ると過熱感を残しているが、日足チャートで見ると25日移動平均線が接近して目先的な過熱感が薄れてきた。中期的な成長期待で上値を試す可能性があるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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