アールテック・ウエノ:ウノプロストンの網膜色素変性に対する研究結果を国際学会ARVO2013で発表

2013年5月14日 09:34

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東北大学大学院医学系研究科の永井展裕助教、千葉大学大学院医学研究院眼科学の中村洋介助教の研究結果

 創薬ベンチャーのアールテック・ウエノ<4573>(JQS)の網膜色素変性治療薬として開発中のウノプロストン(開発コード: UF-021)について、5月5日から米国シアトル市で開催された眼科学で権威のある国際学会ARVO 2013で、東北大学とのドラッグデリバリーシステムについての共同研究結果並びに千葉大学による網膜色素変性に対する第2相臨床試験完了から2年後の視機能変化について結果が発表された。

 東北大学大学院医学系研究科の永井展裕助教は「薬物徐放デバイスを用いたウノプロストン経強膜投与によるS334ter rhodopsin mutant ratsの視細胞保護効果」を発表した。このデバイスは、ウノプロストンを持続的に徐放することが可能であり、網膜変性モデル動物に対して硝子体注射などよりも効果的に網膜変性を抑制する可能性を示した。このデバイスによって、低侵襲な方法で持続的に網膜を保護する方法を提供できることが期待される。

 現在第3相臨床試験が進行している網膜色素変性治療に対するウノプロストン(開発コード: UF-021)点眼液は、一定頻度での点眼(両眼に1回2滴、朝夕2回点眼)が必要だが、このドラッグデリバリーシステム製剤の開発が行われれば、数回の点眼が難しい高齢や視力が弱い患者でも、ウノプロストン治療薬が使えるようになる。

 千葉大学大学院医学研究院眼科学の中村洋介助教は、「網膜色素変性に対するUF-021点眼液投与」の第2相臨床試験が終了した後、大学自主研究として2年間にわたる視機能変化に関する成績を発表され、「UF-021投与により改善した視機能は投与終了後に減弱したことにより、視機能改善はUF-021の効果と考えられた。更にUF-021による視機能維持効果が長期に持続している可能性が示唆された。」と発表。

 網膜色素変性に対するウノプロストン点眼液は、2010年2月に第2相臨床試験を完了し、中心部網膜感度が改善する患者の数を増やせると期待できるような結果が得られた。現在、国内において第3相臨床試験を実施している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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