【アナリストの眼】川本産業は前期大幅増益、今期も鳥インフルエンザ追い風に好調予想、指標に割安感

2013年4月30日 09:11

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  医療用衛生材料大手の川本産業 <3604> (東2)に注目したい。株価は3月の高値から反落したが足元で調整一巡感を強めている。好業績を評価して再動意のタイミングが接近し、高値を目指す展開が期待されそうだ。

  ガーゼ、手術用品、感染予防関連など医療用衛生材料を主力として、介護用品、アパレル製品なども展開している。前期(13年3月期)業績(非連結)は、主力の医療用衛生材料が好調に推移し、高付加価値製品の販売強化、売上総利益率の改善、販管費抑制なども寄与して大幅増益の模様だ。再増額の可能性も高まっている。今期(14年3月期)についても、中国の鳥インフルエンザの影響なども追い風として、感染予防関連(ノロウイルスやインフルエンザなど)の好調が期待され、介護用品の好調も寄与しそうだ。

  株価の動きを見ると、3月7日の高値597円から一旦反落して4月2日に429円まで調整する場面があったが、急反発して足元では500円近辺まで戻している。利益確定売りが一巡して今期業績に対する期待感を強める動きだろう。4月26日の終値498円を指標面で見ると、前期推定PER(会社予想EPS44円22銭で算出)は11~12倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間14円で算出)は2.8%近辺、実績PBR(前々期実績のBPS777円90銭で算出)は0.6倍近辺である。

  日足チャートで見ると一旦割り込んだ25日移動平均線を回復し、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から反発の動きを強めている。サポートラインを確認して強基調に回帰する動きのようだ。指標面には割安感もあり、感染予防関連のテーマ性や今期好業績期待を支援材料として、3月高値を目指す展開が期待されるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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