【株式評論家の視点】キーコーヒーの前3月期大幅増益に、銀座ルノアール持分法適用会社化の効果に期待

2013年4月27日 05:50

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  レギュラーコーヒー製造販売大手のキーコーヒー <2594> は、喫茶店向けなど業務用が主力で店舗販売も行っているが、子会社でカフェ、レストラン、ケーキショップなどの店舗展開を行っている。特に、銀座ルノアールの持分法適用会社化でカフェの展開は広がりを見せると期待されることから、中長期で押し目は注目されそうだ。

  足元の業績、前13年3月期売上高は544億円(前の期比1.2%増)、営業利益は8億9000万円(同42倍)、経常利益は11億4000万円(同4.5倍)、純利益は9億9000万円(同7000万円の赤字)を見込む。喫茶室「ルノアール」をはじめ「ミヤマ珈琲」「Cafe ルノアール」などを運営する、銀座ルノアールの筆頭株主である有限会社花見煎餅(1月29日に有限会社オーギュストに社名変更)を完全子会社化し、銀座ルノアールを持分法適用会社化。同社の出店戦略を支援することから、今14年3月期は費用増が予想されるため減益が観測されているが、キーコーヒーのもつコーヒーと喫茶商材の開発力、物流や情報のネットワーク、銀座ルノアールの持つ店舗運営ノウハウの活用、両社の人的交流、共同仕入れ、店舗開発などを相互に活用して事業展開を図ることへの期待感は高まる。

  株価は、2月1日につけた年初来の高値1650円から4月2日の年初来安値1473円まで調整を挟んで4月8日高値1544円まで買われた後、もみ合いとなっている。週足では13週移動平均線が上値を抑えているが、1500円前後まで下押せば、二番底を形成する可能性が高い。5月15日に予定される13年3月期決算の発表を見極め、下値が確認されれば、中長期での打診買いが有効となろう。(株式評論家・信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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