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【アナリストの視点】樹脂発泡製品のJSP、円安メリットで4月下旬の決算に注目、11年高値が視野
<業績&株価分析>
樹脂発泡製品のJSP <7942> に注目したい。株価は円安進行メリットなどを好感して水準を切り上げる展開が続いている。4月下旬予定の決算発表が接近して思惑が広がる可能性があり、11年3月の高値も視野に入りそうだ。
押出事業(産業用包材、食品用包材、広告用ディスプレー材、住宅用断熱材など)と、ビーズ事業(自動車部品、輸送用通い函、家電製品用緩衝材など)を展開している。前期(13年3月期)の連結業績は、住宅用高性能断熱材、自動車用バンパーコア材、スマートフォン・タブレット関連包材などが堅調に推移し、増収増益だった模様である。為替が想定以上に円安方向に傾いたため上振れの可能性もありそうだ。
今期(14年3月期)も、高機能製品の堅調な需要と円安進行メリットで好業績が期待されるだろう。なお4月9日に、発泡ポリプロピレンビーズ成型品と発泡ポリエチレンビーズ成型品について、5月1日出荷分からの値上げを発表している。原料高の価格転嫁も今期収益拡大に寄与するだろう。
株価の動きを見ると、水準を切り上げる展開が続き3月12日には1464円まで上値を伸ばした。その後一旦反落して4月2日には地合い悪化も影響して1254円まで調整する場面があったが、足元では1400円台に戻して上値を窺っている。円安進行メリットで今期業績に対する期待感を強める動きだろう。4月9日の終値1444円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS134円16銭で算出)は10~11倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は2.1%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS1499円89銭で算出)は1.0倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線を一旦割り込んだが、すぐに回復している。サポートラインを確認した形だろう。指標面には割安感もあり、上値追いの展開が期待されそうだ。11年7月以来の1500円台は射程圏であり、11年3月の高値1724円も視野に入りそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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