新日鉄住金と日鉄商事、モザンビークで原料炭採掘権を取得

2013年4月4日 13:27

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 新日鉄住金と日鉄商事は4日、両社合計で33.3%の権益を保有するアフリカ・モザンビークの「レブボー炭鉱開発プロジェクト」について、4月3日、モザンビーク政府より同プロジェクトを開発するために必要な採掘権を取得したと発表した。

 レブボー・プロジェクトはモザンビークのテテ州に位置する未開発の原料炭炭鉱で、これまでの探査活動の結果、高品質かつ大規模な露天掘り可能な原料炭の賦存が確認されている。

 レブボー・プロジェクトの周辺では既に複数の炭鉱開発プロジェクトが立ち上がっており、モザンビーク原料炭は世界的に稀有な大規模優良強粘結炭資源として注目されている。

 今回、レブボー・プロジェクトが採掘権を取得したことにより、高品位原料炭の新たな供給ソースが確保されることになる。

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