【編集長の視点】キョーリンは最高値肉薄、潰瘍性大腸炎治療剤の製造販売承認でもう一つの「アベノミクス」関連思惑

2013年3月26日 10:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<マーケットトーク>

  キョーリン製薬ホールディングス <4569> は、25円高の2320円と続伸し、今年3月11日につけた上場来高値2360円に肉薄している。前日25日大引け後の潰瘍性大腸炎治療剤「ペンサタ坐剤1g」の国内製造販売承認取得を発表、同潰瘍性大腸炎が、安倍晋三首相が、第1次安倍内閣当時の2007年9月に首相を退陣したときの持病となっているだけに、もう一つの「アベノミクス」関連思惑を高めて割安株買いが増勢となっている。

  潰瘍性大腸炎関連では、同治療薬「アサコール」が年商100億円を超え主力薬としているゼリア新薬工業 <4559> は、前日大引け後にアステラス製薬 <4503> とともに、機能性ディスペシア治療剤」の製造販売承認取得を発表したが、6円安の1489円と反落、昨年3月29日につけた昨年来高値1509円を前に利益確定売りが先行しており、高安マチマチとなっている。

  キョーリンの潰瘍性大腸炎治療剤は、昨年8月に「ペンサタ錠」の新用法・用量の承認を取得して発売、下痢や下血を頻回に生じ、社会生活に支障をきたす難治性炎症性腸疾患の治療薬として患者の服用方法の選択肢を広げ寛解維持効果を向上させてきた。今回承認を取得した新薬は、さらに治療ニーズに応える新剤形として開発、血便、粘血便を主症状とする直腸の病変に対して高い効果を持つ。

  株価は、昨年11月に今3月期業績を一部下方修正したことで1643円まで売られ、今年2月に発表した第3四半期決算が、この通期業績に対して高利益進捗率を示したことを手掛かりに上場来高値まで4割高、2300円台を出没していた。PER14倍台の割安修正に弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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