【狙い場・買い場】テクマトリックスはサイバー攻撃に対応した次世代ファイアウォール製品好調

2013年3月25日 09:46

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 テクマトリックス<3762>(東2)に注目したい。ハードウェアを販売する情報基盤事業とクラウドサービスを提供するアプリケーション・サービス事業を展開している。株価は今期(13年3月期)好業績見通しを評価して上値追いの展開が続いている。

 今期連結業績見通しは、売上高が前期比4.7%増の160億円、営業利益が同9.1%増の10億60百万円、経常利益が同4.7%増の10億60百万円、純利益が同15.9%増の5億円としている。情報基盤事業は負荷分散装置が震災後特需の反動でやや減速傾向だが、サイバー攻撃に対応した次世代ファイアウォール製品やセキュリティ関連製品が好調な模様である。保守・運用・監視というストック型ビジネスの強化も奏功している模様だ。アプリケーション・サービス事業はスマートフォン関連で不採算案件が発生し、金融分野も苦戦しているが、医療分野やCRM分野が順調な模様である。通期予想に対する第3四半期累計(4~12月期)の進捗率は、売上高が75.7%、営業利益が82.2%、経常利益が82.4%、純利益が92.6%と高水準であり、通期上振れの可能性があるだろう。

 自己株式取得については、2月22日時点での累計取得株式総数が1029株、取得価額総額が9990万2200円となり終了した。また3月31日を基準日(効力発生日4月1日)として1株を200株に株式分割し、単元株式数を100株とする。

 株価の動きを見ると、上値追いの展開が続き10万円台乗せ後は上げ足を加速した。3月1日には16万8900円まで上昇し、足元も概ね16万円近辺で推移している。今期好業績見通しに加えて株式分割発表も好感されているようだ。3月22日の終値16万3500円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS8282円12銭で算出)は19~20倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間2500円で算出)は1.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS8万3932円94銭で算出)は1.9倍近辺である。

 昨年9月末の5万6000円近辺から3月1日の16万8900円まで、ほぼ3倍の水準まで上昇したが、依然として強基調の展開が続いている。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだろう。足元は上げ一服の形だが、日足チャートで見ると25日移動平均線近辺から再動意の形となっている。好業績見通しを支援材料に、短期調整を挟みながら上値追いの展開が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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