【銘柄フラッシュ】共栄タンカーが急伸し新規上場のウォーターダイレクトは買い気配

2013年3月15日 16:20

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  15日後場は、引き続き輸出関連株や含み資産株などが強く、新規上場銘柄も活況。土地保有株との見方で鉄道株や海運株が軒並み強くなり、東京急行電鉄 <9005> は4.8%高で高値更新。

  東日本旅客鉄道 <9020> は「新幹線」関連技術のインド輸出も材料に2.7%高。ソニー <6758> が11.0%高となって売買代金1位。東京ドーム <9681> も一段高となり15.1%高で連日高値。宇徳運輸 <9538> は10.4%高で高値更新。共栄タンカー <9130> は32.5%高。

  本日は2銘柄が人気上場となり、バナジウム天然水のウォーターダイレクト <2588> (東マ)は後場も買い気配のまま売買が成立せず、大引けは公開価格1200円の2.3倍の2760円で買い気配。

  もうひとつの鴻池運輸 <9025> は前場10時9分に公開価格1020円から38%高の1404円で売買が成立し、初値を形成。終値は1321円。

  ユーグレナ <2931> (東マ)は前引け後に1株を5株に分割する株式分割を発表し、後場急伸となり13.9%高。

  東証1部の値上がり率上位5銘柄は仕手性の強い海運株となり、円安効果に加えて港湾部などの保有土地を材料視。1位は共栄タンカー <9130> の32.5%高、2位はNSユナイテッド海運 <9110> の29.9%高、3位は乾汽船 <9113> の26.4%ストップ高。

  土地保有株の物色は裾野が広がり、松屋 <8237> は東京・銀座本店を思惑材料に11.7%高。片倉工業 <3001> は1.2%高ながら連日高値に進み、東洋紡 <3101> は9.0%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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