【編集長の視点】スタートトゥディは久々に反発もなおEC株でかやの外、出遅れ修正なるか

2013年3月14日 11:34

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<マーケットトーク>

  スタートトゥデイ <3092> は、37円高の1125円と4日ぶりに反発して始まっている。1000円台を確認する下値探りから下げ過ぎ訂正買いと売り方の買い戻しで戻りを試す展開が再燃している。同じ電子商取引(EC)でオイシックス <3182> (東マ)が、前日13日に公開価格1200円で新規株式公開(IPO)され、上場初日は、買い物が殺到して買い気配のまま推移し値がつかず、きょう14日もなお買い気配値をアップさせるなど高人気となっているなか、同社の出遅れが強く注目される。同社の今年1月に発表された今3月期業績の下方修正がムシ返され、上値には戻り売りも観測されているためだ。

  EC株は、今年2月14日にIPOされたビューティガレージ <3180> (東マ)が、公開価格2300円に対して80%高の4160円で初値をつけて上場来高値5200円まで買い進まれ、既上場のMonotaRO <3064> (東1)も、きょう14日は20円高の4830円と5営業日続伸し前日ザラ場につけた昨年来高値4845円水準でもみ合うなど軒並み人気化しているなかで、ひとりスタートトゥのみがカヤの外に放置されてきた。

  スタートトゥの今期業績は、昨年10月に第2四半期(2Q)累計業績を下方修正したあと、今年1月に今度は3月通期業績を下方修正した。月次の商品取扱高、会員数は前年同月を上回っているものの、期初計画を下回って推移、同社と同業のファッションECを展開するサイトが増加し競争が激化していることが要因で、通期純利益は、期初予想の63億7000万円から47億4000万円(前期比2%増)に引き下げ、増益は維持するが続伸幅を縮める。

  この業績下方修正でとくに問題になったのが、昨年10月の同社の前澤友作社長の発言で、同社サイト利用者が、送料の高さを指摘したのに対して「商品はただで届くものではない」と反論、その後、同発言を訂正したが物議を醸した。株価は、この2Q累計業績下方修正で昨年来安値711円まで突っ込み、今年1月の3月通期業績下方修正では売り方の買い戻しが先行して1240円まで反発した。EC株が高人気化するなか、今後の株価動向は要注目となる。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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