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日揮、マレーシアでLNGプラント増設プロジェクトを約1700億円で受注
日揮は14日、マレーシア国営石油公社(ペトロナス社)が同国サラワク州ビンツルで進めるLNGプラント増設プロジェクトを、日揮子会社のJGCマレーシア社と共同で受注することが内定したと発表した。受注金額は約1,700億円で、納期は2015年末。
同プロジェクトは、ペトロナス社ビンツルLNGコンプレックス(現在8系列のLNGプラントが稼働中)に第9系列目のLNGプラントを建設するプロジェクト。原料となる天然ガスは、ペトロナス社によって新たに開発されるマレーシア国サラワク州の沖合ガス田から生産される天然ガスを使用する。
ペトロナス社は同プロジェクトにおいて、昨年日揮を含めた2グループに対して基本設計(FEED:Front End Engineering and Design)役務を発注。同2グループによる競争入札の結果、今回日揮が同プロジェクトの設計・機材調達・建設工事・試運転(EPCC:Engineering, Procurement, Construction and Commissioning)役務を受注した。
日揮は同プロジェクトにおいて、FEED役務からスムースにEPCC役務へ移行し、効率的にEPCC役務を遂行していく。加えて日揮が独自に有する既設LNGプラントに関する知見を最大限活用することによって、同プロジェクトを成功裏に完成させ、ペトロナス社とさらに高い信頼関係の構築を目指していく。
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