【狙い場・買い場】アライドテレシスHDの今期、景気上向きから急回復、下値不安ない

2013年3月14日 09:55

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  アライドテレシスホールディングス <6835> (東2)は、ネットワーク機器の製造販売をグローバルに展開している。株価は戻り高値圏から急反落したが、短期調整が一巡して再動意の構えを強めている。

  前期(12年12月期)連結業績は、売上高が前々期比17.0%減、営業利益が同87.1%減、経常利益が同17.3%増、純利益が同6.7%増だった。世界的な景気減速の影響で企業のIT投資抑制が続いたため、大幅減収営業減益だった。ただし営業外での為替差益(9億66百万円)発生により経常利益と純利益は増益だった。

  今期(13年12月期)見通しは、売上高が前期比16.7%増の330億円、営業利益が同78.6%増の3億50百万円、経常利益が同45.6%減の6億円、純利益が同65.7%減の2億50百万円としている。国内の医療関連や自治体関連への営業強化などで増収営業増益を見込んでいる。円安効果による景況感改善に伴って、企業のIT投資再開が期待されることも追い風となりそうだ。経常利益と純利益については為替差益の一巡が影響するが、想定為替レートを1米ドル=90円として為替差益3億円程度を見込んでいる模様だ。

  株価の動きを見ると、水準を切り上げて2月12日に98円を付ける場面があったが、今期最終減益見通しを嫌気する形で急反落して2月15日の75円まで調整した。ただし足元では80円台半ばに戻している。短期調整が一巡して再動意の構えのようだ。3月13日の終値83円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS2円15銭で算出)は39倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間3円で算出)は3.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS103円42銭で算出)は0.8倍近辺となる。

  日足チャートで見ると一旦割り込んだ25日移動平均線を回復し、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から反発した。サポートラインを確認した形だろう。下値を切り上げた形でもあり、円安進行などのきっかけ次第で再動意の可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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