【注目銘柄】電算システムは再上昇見込める展開、中期計画でさらに飛躍

2013年3月11日 09:43

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  電算システム <3630> に注目したい。株価は好業績を評価して高値を更新する展開だ。

  情報サービス事業(情報処理、情報システム構築、ソフトウェア受託開発)と、収納代行サービス事業(コンビニ収納代行、郵便振替決済代行、ネットショッピング決済、電子マネー決済)を主力としている。クラウドサービスや電子マネーへの対応を強化し、中期経営計画で15年12月期に売上高300億円突破、営業利益15億円突破を目指している。

  前期(12年12月期)の連結業績は、売上高が前々期比11.1%増、営業利益が同10.8%増、経常利益が同11.9%増、純利益が同14.7%増の増収増益で、ほぼ計画水準だった。情報サービス事業は郵便局関連やクラウドサービス関連などで同10.2%増収、収納代行サービスは地方自治体を含む新規取引先開拓などで同12.1%増収と、いずれも好調だった。

  今期(13年12月期)の見通しは、売上高が前期比8.3%増の253億円、営業利益が同11.8%増の10億10百万円、経常利益が同8.8%増の10億10百万円、純利益が同11.8%増の5億78百万円としている。情報サービス事業はアウトソーシング業務の拡大、収納代行サービスはネット取引関連の拡大を見込み、中期的な事業基盤強化に向けて11年から開始した国内送金サービスや、12年から開始したコンビニを窓口とする国際送金サービスの拡大も推進する計画だ。利益面では、情報サービス事業が新データセンターの費用発生などで営業減益見込みだが、収納代行サービスで大幅営業増益を見込んでいる。

  なお、株式の流動性向上を目的として2月12日に立会外分売を発表し、2月19日に実施(分売株式数10万株、分売価格1198円)した。

  株価の動きを見ると、短期的な調整を挟みながら水準を切り上げる展開が続いている。立会外分売発表を嫌気して2月13日に1243円まで急落する場面もあったが、切り返して3月5日には1420円まで上昇して高値を更新した。今期好業績見通しを評価する動きだろう。3月8日の終値1408円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS128円65銭で算出)は10~11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は2.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1363円27銭で算出)は1.0倍近辺である。

  日足チャートで見るとやや乱高下する場面もあったが、25日移動平均線がサポートラインだろう。また週足チャートで見ると、13週移動平均線がサポートラインとなって高値を更新する形であり、上昇トレンドを継続している。指標面に割高感はなく、短期調整を挟みながら、好業績を評価して上値を追う展開が期待されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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