【狙い場・買い場】住友精密シェールガス関連、気化装置大手

2013年3月6日 10:26

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  石油資源開発<1662>(東1)が4日、マレーシア国営石油会社ペトロナスがカナダで計画する「シェールガス」開発・液化天然ガス(LNG)輸出プロジェクトに参画すると発表。ペトロナスが2018年末をめどにLNG年1200万トンをアジア向けに輸出する計画と伝わったことを受け、LNGタンク工事大手のトーヨーカネツ<6369>(東1)が昨年来の高値を更新するなどシェールガス関連銘柄人気が再燃しており、住友精密工業<6355>(東1)も関連銘柄として見直される可能性があり注目したい。

  同社は、超低温で冷却された液体状態のLNGを熱交換でガス化させるLNG気化装置を手がけているが、昨年12月にORV(オープンラックタイプ)のLNG気化装置の累計受注が300基に達成し、世界シェア首位であると発表。オープンラックタイプの気化装置は、輸入されたLNGの受け入れ基地で都市ガス用や火力発電用燃料となる天然ガスを供給するために使われるため、今般の日本へのLNG輸入増で受注が増えると予想される。

  足元の業績、中国市場向けの液晶製造装置や油圧機器部品等の停滞に加え、国内向けのMEMS製造関連装置や熱交換器も需要回復の遅れが響き、今3月期売上高は430億円(前期比17.8%減)、営業利益は6億円(同85.7%減)、経常利益は5億5000万円(同85.9%減)、純利益は1億円(同98.5%減)と大幅減益を見込むが、PBR0.70倍と割り負けしている。来3月期は北米で航空機向け脚システムの受注獲得に対する期待感があり見直し余地はある。

  株価は、9月6日に昨年来の安値302円、10月15日安値302円、11月12日安値305円と売り直されて底値確認から1月7日高値434円と上昇。その後、400円を軸にもみ合いとなっているが、徐々に下値を切り上げ、上値指向を強める方向となっており、好狙い場となろう。(株式評論家・摩周湖)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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