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【狙い場・買い場】フシ突破近いアルコニックス、減益だが上振れの可能性、出遅れ
非鉄金属専門商社のアルコニックス <3036> に注目したい。今期(13年3月期)は大幅減益見通しだが、上振れの可能性がありそうだ。主力銘柄に比べて出遅れ感が強いだけに、上昇余地も大きいだろう。
今期連結業績見通しについては、10月23日に下方修正して売上高が前期比24.8%減の1660億円、営業利益が同40.3%減の28億円、経常利益が同33.3%減の30億円、純利益が同34.7%減の16億円としている。景気低迷の影響で全体として需要が低調であり、特にレアメタル・レアアースの需要減少と市況下落が主因となる模様だ。ただし通期予想に対する第3四半期累計(4~12月期)の進捗率は、売上高が77.7%、営業利益が98.5%、経常利益が88.4%、純利益が87.6%と高水準である。スマートフォン・タブレット関連が堅調な模様であり、円安メリットも寄与して上振れの可能性が高いだろう。
なお12年12月末付で金属・化成品メーカーの米ユニバーティカル社を買収した。さらに2月26日には、産業機械用精密加工部品製造の大羽精研を子会社化すると発表した。川上分野である製造部門を強化する模様だ。中国景気の底入れなどで非鉄金属市況が上向くことも予想され、来期(14年3月期)の収益改善が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、昨年11月の安値1102円から足元の1600円台まで水準を切り上げた。景気回復や円安メリットで来期の収益改善を期待する動きだろう。3月4日の終値1621円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS251円85銭で算出)は6~7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間60円で算出)は3.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2143円39銭で算出)は0.8倍近辺となる。
日足チャートで見ると一旦割り込んだ25日移動平均線を回復した。また週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形となった。強基調を維持しているようだ。指標面に割安感があり、主力銘柄に比べて出遅れ感も強いだけに、上昇余地は大きいだろう。当面のターゲット水準は12年3月以来の2000円台回復となりそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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