【狙い場・買い場】投資判断下げに押されるユニーグループHDは低PER、逆張り

2013年3月4日 12:43

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ユニーグループ・ホールディングス(ユニーGHD) <8270> は、昨年4月につけた昨年来高値979円から、新株式発行、2013年2月期業績の下方修正とマイナス材料が続いて調整局面入りとなり、ここにきて外資系証券の投資判断・目標株価引き下げがダメ押しとなって下値もみ合いが続いているが、同社の2月期純利益が、358億円(前期比4.3倍)と伸び、7期ぶりに過去最高を大幅に更新、東証第1部の低PERランキングの上位にランクされていることから、明らかに下げ過ぎである。信用取組も、売り残と買い残が拮抗しており、逆張りも一考余地がありそうだ。

  昨年4月の昨年来高値は、同社がコンビニエンスストア子会社のサークルKサンクスを約765億円で株式公開買い付け(TOB)により完全子会社化、グループ協業によりシナジー効果の創出と海外展開の積極化が期待されたことが手掛かりで、実際に今期純利益は、サンクスKの完全子会社化による負ののれん発生益180億円の計上で大幅続伸が予想された。

  ところがこのTOBのための借り入れ資金の返済原資やコンビニ店の新設資金、総合小売業の店舗新設資金の調達のために昨年8月払い込みで新株式発行(発行価格707円)・株式売出しを実施してから株価は変調となった。さらに10月に発表した2月期業績の下方修正が追い討ちとなって昨年来安値518円まで急落した。この安値から売り方の買い戻しを交え下げ過ぎ訂正で急落幅の3分の1押し水準までリバウンドしたが、ここで再度、外資系証券の弱気格付けに見舞われた。

  これは、同社の2014年2月期業績が、サークルKの経営再建により持ち直すかどうかで評価されているもので、今年4月8日予定の決算発表が注目されることになる。ただPERは、今期純利益ベースでは4倍台とランキングのベスト5にランクインし、負ののれん発生益剥落後の来期ベースでも8倍程度と予想され、PBR評価も0.5倍にとどまるだけに明らかに下げ過ぎである。逆張りで公募価格奪回から半値戻しの748円、さらに3分の2戻しの825円も狙えよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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