【アナリストの眼】株価下げ渋りの京写、減額織込む、利回り・PERとも割安

2013年2月19日 09:39

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

京写<6837>(JQS)は、生産量世界首位の片面プリント配線板、および両面プリント配線板を収益柱として、実装関連事業も展開している。

京写<6837>(JQS)は、生産量世界首位の片面プリント配線板、および両面プリント配線板を収益柱として、実装関連事業も展開している。[写真拡大]

<業績&株価分析>

  京写 <6837> (JQS)は、生産量世界首位の片面プリント配線板、および両面プリント配線板を収益柱として、実装関連事業も展開している。株価は今期(13年3月期)業績の減額修正を嫌気して急反落したが、売り一巡感を強めており反発のタイミングが接近しているようだ。

  1月31日発表の第3四半期累計(4~12月期)連結業績は、売上高が前年同期比2.7%減、営業利益が同17.6%増、経常利益が同17.9%増、純利益が同16.0%減だった。両面プリント配線板は自動車、事務機器、LED照明向けが堅調で同10.0%増収だったが、片面プリント配線板は家電製品や映像機器向けが低調で同8.7%減収だった。実装関連も同8.1%減収と低調だった。利益面では原価改善効果などで営業増益だったが、純利益は固定資産減損損失などで減益だった。

  通期見通しについては、前回予想に対して売上高を17億円減額して前期比7.2%減の150億円、営業利益を3億円減額して同23.2%減の5.5億円、経常利益を2億円減額して同18.4%減の6.5億円、純利益を3億円減額して同47.9%減の3.2億円とした。国内では自動車関連や家電製品関連、海外では映像機器関連の需要が減速する模様だ。純利益については投資有価証券減損処理、固定資産減損損失、繰延税金資産取崩なども影響する。なお配当については、前回予想の年間3円に対して2円増額の年間5円(期末一括)とした。

  株価の動きを見ると、11月中旬の安値圏150円近辺から急反発して、1月31日には昨年来高値となる250円まで上昇していたが、今期業績見通しの減額修正を嫌気して急反落した。2月13日には178円まで調整する場面があった。2月18日の終値182円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS22円33銭で算出)は8~9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は2.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS224円52銭で算出)は0.8倍近辺となる。

  昨年来高値圏から急反落して調整局面だが、日足チャートで見ると25日移動平均線に対するマイナス乖離率が14%を超えており、売られ過ぎ感を強めている。また週足チャートで見ると、3週連続で長い陰線を引いたが、26週移動平均線近辺で下げ止まり感を見せ始めている。失望売りはほぼ一巡した可能性があり、反発のタイミングが接近しているようだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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