【アナリストの眼】ワークマン既存店売上好調、増収増益予想の今期は上振れも

2013年2月12日 12:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  ワークマン <7564> (JQS)に注目したい。ワーキングウェアや作業関連用品などの大型専門店チェーンをFC中心に展開している。今期(13年3月期)業績に上振れの可能性があり、株価は上値追いの展開が期待されそうだ。

  第3四半期累計(4~12月期)の業績(非連結)は、チェーン全店売上高が前年同期比7.1%増、既存店売上高が同4.7%増となり、営業総収入が同4.1%増、営業利益が同13.7%増、経常利益が同13.0%増、純利益が同20.7%増の増収増益だった。新規出店や店舗スクラップ&ビルド、PB商品強化などの効果に加えて、11月~12月に平年より低温の日が続いて防寒用の衣料・長靴・手袋などが好調だったことも寄与した。

  通期の見通しは前回予想を据え置き、チェーン全店売上高が前期比6.0%増、既存店売上高が同3.8%増、営業総収入が同2.7%増、営業利益が同8.0%増、経常利益が同7.3%増、純利益が同11.7%増としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率はチェーン全店売上高が77.1%、営業総収入が77.9%、営業利益が80.9%、経常利益が80.4%、純利益が77.1%と高水準である。通期上振れの可能性があるだろう。

  月次売上高(FC店と直営店の店舗売上高の合計、前年比、速報値)を見ると、13年1月は全店が97.4%、既存店が94.9%、12年4月~13年1月累計は全店が106.1%、既存店が103.7%となった。1月は防寒衣料が11月~12月の好調の反動で減少した模様だが、累計ベースで見れば概ね順調な水準だろう。

  株価の動きを見ると、2000円近辺のモミ合いから上放れて水準を切り上げ、1月31日と2月1日には戻り高値となる2580円まで上昇する場面があった。足元は上げ一服の形だが、好業績見通しを評価する動きが続いているようだ。2月8日の終値2455円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS241円15銭で算出)は10~11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間65円で算出)は2.7%近辺、実績PBR(前期実績のBPS1571円97銭で算出)は1.6倍近辺となる。

  日足チャートで見ると25日移動平均線に接近して上げ一服の形だが、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形のようだ。今期上振れの可能性を支援材料に、短期調整を挟みながら上値を試す展開が期待されるだろう。昨年5月8日と9日の高値2790円も視野に入りそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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