【狙い場・買い場】リオン株価は高値825円が視野、好業績割安

2013年2月6日 10:09

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  補聴器首位のリオン <6823> に注目したい。1月31日に今期(13年3月期)第3四半期累計(4~12月期)業績を発表した。好業績を評価して株価は強基調の展開である。

  第3四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比3.5%増、営業利益が同38.0%増、経常利益が同43.3%増、純利益が同2.4倍だった。主力の医療機器事業(補聴器や医用検査機器など)で、高付加価値の補聴器「リオネットマジェス」シリーズが好調であり、医療機関向けの医用検査機器も堅調だった。環境機器事業(音響・振動計測器や微粒子計測器など)では、上期に停滞していた音響・振動計測器の官公庁案件が下期に入って回復傾向を強めた模様だ。純利益については災害損失の一巡も寄与した。

  通期の見通しについては前回予想を据え置き、売上高が前期比2.8%増の171億円、営業利益が同14.6%増の15億円、経常利益が同8.4%増の14億円、純利益が同24.6%増の7億円としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は、売上高が72.6%、営業利益が74.2%、経常利益が79.5%、純利益が93.3%である。最終利益は上振れの可能性が高いだろう。

  株価の動きを見ると、11月中旬に安値圏550円近辺のモミ合いから上放れて強基調の展開となり、2月4日には745円まで上昇している。市場全体の地合い改善に加えて、第3四半期累計の好業績を評価する動きだろう。5日の終値733円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS66円80銭で算出)は11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は2.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1067円17銭で算出)は0.7倍近辺となる。

  日足チャートで見ると、25日移動平均線がサポートラインとなって強基調の展開である。また週足チャートで見ても、安値圏モミ合い展開から上放れて12年5月の急落で開けた窓埋めが完了し、トレンド好転を鮮明にしている。指標面に割高感はなく今期上振れの可能性も支援材料であり、12年2月29日の高値825円が視野に入るだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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