【銘柄フラッシュ】日本ケミコンが急伸しニチレイや記念配の銀座ルノアールは高値

2013年2月5日 16:29

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  5日後場は、引き続き好決算銘柄や材料株の動意が目立ち、14時に第3四半期決算を発表したニチレイ <2871> は高値更新となり6.3%高。13時に発表した日本水産 <1332> は一時6.5%高と戻り高値に進み、大引けも2.7%高。昼過ぎに記念配当を発表した銀座ルノアール <9853> (JQS)は戻り高値を更新。昨日発表の日本航空 <9201> は後場も堅調で再上場来の高値に進んだまま5.1%高。売買代金1位は昨日ストップ高のパナソニック <6752> となり3.9%高続伸。

  スタイライフ <3037> (JQG)はTOBを材料に15.8%ストップ高。また、バイオ関連株人気が再燃し、自治医大のチームが複数のがんの原因になる強力ながん遺伝子を発見したと伝えられ、UMNファーマ <4585> (東マ)は11.7%高、アールテック・ウエノ <4573> (JQS)は20.8%ストップ高。

  東証1部の値上がり率1位は日本ケミコン <6997> の21.0%高となり昨日発表の四半期決算は赤字だったものの予想の範囲内との見方ありPBR1倍未満のため割安感あり急伸戻り高値、2位は前場に続き日本板硝子 <5202> の18.0%高となり大和証券による投資判断の引き上げが伝えられて1月4日以来の高値更新、3位も前引けに続きナイガイ <8013> の15.8%高となり1月決算に期待との見方で急反発、4位は共和電業 <6853> の15.3%高となり国交省がトンネルや橋梁などの老朽化対策として高感度の無人監視システムを導入と伝えられたことが思惑材料とされ急伸高値。

  だいこう証券ビジネス <8692> は10.6%高となり31日発表の決算発表に加え上位株主の大証金 <8512> (大1)と日本証券金融 <8511> の7月合併も思惑材料に連日高値となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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