【銘柄フラッシュ】DNAチップ研究所が急伸し好決算の住友電設や神戸製鋼も急動意

2013年2月1日 16:10

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  1日後場は、円安が進み対ドルで92円台、対ユーロでは125円台に入ったものの、キヤノン <7751> は引き続き重く1.3%安。一方、昨日発表の四半期決算が好調だったソフトバンク <9984> は後場も高値更新のまま堅調で5.7%高、増額修正のサッポロホールディングス <2501> は7.9%高で高値更新。後場13時に四半期決算を発表した住友電設 <1949> は一段高となり9.8%高、13時30分に発表した神戸製鋼所 <5406> も一段高の4.4%高。シャープ <6753> は本日発表のため期待強まり5.8%高。

  ダイワボウホールディングス <3107> はインフルエンザや花粉症に加え、中国・北京を中心に激化する大気汚染も思惑材料になった模様で後場一段ジリ高となり6.6%高の戻り高値。前場は防塵・防毒マスクの重松製作所 <7980> (JQS)が11%高の連日急伸となり、関連銘柄を探す動き。空気清浄機のダイキン工業 <6367> は2.4%高で高値更新。

  このところ波乱だったバイオ関連株は全体に復調。DNAチップ研究所 <2397> (東マ)は23.4%ストップ高、カルナバイオサイエンス <4572> (JQG)も17.4%ストップ高。

  パイプドビッツ <3831> (東マ)は17.1%ストップ高。この夏の参院選からネット活用選挙が実現する見通しになったと昨日から伝えられ、2007年以来の1000円台。

  東証1部の値上がり率1位にはジャパンパイル <5288> の16.1%ストップ高が入り昨日発表した四半期決算で今期2度目の増額修正を発表し急伸高値、2位はメック <4971> の15.6%高となり昨日発表の第3四半期決算を好感し前場の1位からは後退も昨年来の高値、3位はテイ・エス テック <7313> の15.1%高となり同様に昨日発表の第3四半期決算を好感し前場の2位からは後退も2010年来の2000円台となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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