【相場熟者が答える投資相談】ヤクルト、目先、高値接近で警戒だが中期有望

2013年1月30日 12:51

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  【問い】 ヤクルト <2267> を3000円で200株持っています。急に上がってきたようですが、今後の見通しと対処方法についてお願いします。

  【答え】 1月30日(水)は60円高の3895円と続伸しています。

  29日後場立会い中、同社は今3月期第3四半期決算を発表しました。年間計画に対する高進捗を好感し、買い優勢の展開となりました。売上高は2429億4700万円(前年同期比1.2%増)、営業利益は178億7700万円(同6.5%現)、経常利益は236億4500万円(同6.5%減)、純利益は142億7200万円(同8.7%増)に着地。主力の飲料・食品事業が国内とアジア・オセアニア地域で好調だったほか、投資有価証券評価損の減少や法人税率の引き下げが寄与し、純利益が年間計画に対する進捗率が95.1%に達したことで、業績上ブレ期待が高まっています。

  また、大腸がんやその治療に関する取り組み、ヤクルトBL整腸薬、アロエ便秘薬、Iのチカラ(除菌・消臭剤)など手がけていることから、バイオ関連の出遅れ銘柄として、信用取組倍率0.23倍の売り長の好需給を背景に株価を押し上げた感があります。

  株価は、ヤクルト株を約20%保有する仏ダノンによる経営の重要議案を否決できる約35%への出資比率引き上げ方針というTOBへの思惑から昨年10月30日に昨年来の高値3940円と買われた後、第2四半期減益着地を嫌気し、同11月16日安値3275円まで調整を挟んで3900円まで上昇。1月24日安値3605円まで下押して切り返す動きです。今期予想PER44倍台と割高ですが、依然として仏ダノンによる株買い増しの思惑が根強く、26週移動平均線がサポートラインとして意識されていますので、高値もみ合いを上抜く場面も期待されます。長丁場を覚悟し持続も良いでしょう。(株式評論家・摩周湖)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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