【アナリストの眼】ネット通販のストリーム、家電不振で業績悪化も1月期がボトムに

2013年1月28日 12:50

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  ストリーム <3071> (東マ)は、パソコンや家電製品などのネット通販事業を主力としている。家電特需の反動減などで事業環境は厳しいが、株価は強基調の展開である。

  今期(13年1月期)の連結業績見通しは、9月6日に減額修正して売上高が前期比27.9%減の245億15百万円、営業利益が5億02百万円の赤字、経常利益が5億18百万円の赤字、純利益が6億52百万円の赤字見込みとしている。ネット通販事業でパソコンや薄型テレビ、その他事業で太陽光関連のバックシートの販売が大幅に減少し、純利益は過年度決算訂正に係る費用計上も影響する模様だ。ただしLED照明器具や一眼レフカメラ交換レンズなどは好調な模様であり、来期(14年1月期)は家電特需反動減の一巡が予想される。さらに仕入れ強化、企画コンテンツ充実、経費削減などの効果で来期の収益改善が期待されるだろう。

  株価の動きを見ると、9月5日の4万8000円を直近安値として下値を切り上げる展開が続いている。動意付いて上値を試す場面もあり、1月8日には6万円まで上昇して昨年3月1日の高値5万9000円を上抜ける場面もあった。足元も概ね5万6000円~5万8000円近辺の戻り高値圏で推移している。今期の業績悪化を織り込んで、来期の収益改善に対する期待感を強める動きだろう。25日の終値5万7200円を指標面で見ると、実績PBR(前期実績の連結BPS4万3383円40銭で算出)は1.3倍近辺となる。

  日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形となって上伸し、強基調の展開である。来期の業績改善に対する期待感で11年9月の高値5万9500円を明確に上抜けば、5万円~6万円近辺の長期ボックスレンジから上放れる形になり、一段高の可能性もありそうだ(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】230円安の日電産、業績再減額・減配で見切り売り、下値模索(2013/01/25)
【株式評論家の視点】システムインテグレーターは目先筋の売り一巡、波動の転換は近い(2013/01/25)
急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事