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レンゴー、インドネシア4カ所目の段ボール新工場を開設
レンゴーは28日、インドネシアで事業展開するスリヤ・レンゴー・コンテナーズ社(SRC)の4カ所目となる段ボール新工場、カラワン工場を開設したと発表した。
SRCは、レンゴーとインドネシア大手企業グループであるサリム・グループの傘下であるインドフードとの合弁会社で、レンゴーが40%を出資している。日系企業をはじめ、欧米系企業、大手地元企業など多くの優良得意先を有し、高品質な段ボール製品を提供している。
カラワン工場は、日本を含めた外資系企業の進出が盛んなジャカルタ市東部近郊に位置するカラワン工業団地(西ジャワ州カラワン県)内にあり、年産6万トンの生産能力を有するインドネシア国内最大級の段ボール工場。これにより、SRCのジャカルタ地区での段ボール供給体制がさらに強化されるとともに、SRC全体の生産能力も既存のジャカルタ、スラバヤ、スマランの3工場と合わせ年産19万2,000トンに拡大した。
東南アジアにおけるレンゴーの段ボール製造拠点は、現在インドネシアをはじめ、タイ、マレーシア、シンガポール、ベトナムへと広がっている。中でもインドネシアは、ASEANの中心国の一つとして、1992年の同国進出以来重要な戦略拠点として位置付けられている。
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