【編集長の視点】GCAはもみ合いも権利付き最終日を前に株式分割・配当権利取りが再燃余地

2012年12月12日 11:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  GCAサヴィアングループ <2174> は12日、400円高の10万円まで上げて3日ぶりに反発したあと、700円安と売られるなど、11月1日に顔合わせした年初来高値10万9000円を前にもみ合いを続けている。同社株は、今年9月、10月と相次いで12月期期末配当の東証第1部指定替えの記念増配(1500円)の増配と、12月31日を基準日にした株式分割(1対100)を発表、この権利付き最終日12月25日が迫っていることから権利取りの買いと利益確定売りが交錯している。

  株式分割は、全国証券取引所が上場規程を改正、売買単位100株を義務付けたことに対応して実施、同時に100株を1単元とする単元株制度も採用する。記念配当は、今年9月6日に東証第1部に指定替えされたことから実施する。

  同社は、この指定替え後に平行して自己株式の消却、今期業績の上方修正、自己株式取得・立会外買付取引などの好材料を続いて発表している。

  業績上方修正は、日本企業の海外企業買収の活発化でM&Aアドバザリー事業で、複数のメガ案件の収益計上で売り上げが、期初予想より6億円上ぶれることが要因で、経常利益は、25億6400万円(前期比39%減)と減益転換率を縮め、純利益は、子会社合併による繰延税金資産計上で10億4000万円(同95%増)と大幅続伸する。

  株価は、東証1部指定替え承認以来の好材料続出で年初来高値まで5割台し10万円台固めを続けてきた。権利付き最終日まであと2週間、昨年8月高値13万4800円を目指す値幅効果も期待できそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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