【株式評論家の視点】パナソニックに収益回復期待の買い、ビル売却検討など改善本腰

2012年12月11日 11:51

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  パナソニック <6752> が出直り波動を描きつつある。ここへきて、汐留ビルを売却する方向で検討、他の不動産の売却も含めて約2000億円の資金を捻出する方針と伝わり、合理化加速の方向性が明らかになっている。

  今2013年3月期の純利益が従来予想の500億円の黒字から7650億円の赤字に下方修正、想定外の赤字見通しを受け下離れたものの、以後着実な失地回復相場を演じている。記録的な純利益の赤字も4400億円という事業構造改革費用を織り込んだことが大きな要因。会社側は規模を追わずに採算改善に主眼を置く方向性を打ち出している。今期の業績悪を乗り越えた相場は、来期の収益急回復に視点を移していくことになりそう。

  決算発表後の株価急落以後は個人の買いが膨らみ、信用買い残は着実に増加。今後の収益回復を期待する見方が強い。ここへきて改めて強気のレーティングをキープする動きも出てきている。PBR0.5倍という水準は、歴史的な安値ということになりそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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