【アナリストノの眼】ヒト・コミュニケーションズ高値窺う、月次売上が好調に推移

2012年12月10日 11:59

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  ヒト・コミュニケーションズ <3654> (東2)は、ブロードバンドやモバイル分野を中心としてアウトソーシング事業、人材派遣事業、人材紹介事業などを展開している。株価は強基調の展開で高値を窺っている。好業績見通しを支援材料に一段高の可能性があるだろう。

  今期(13年8月期)業績見通しについては、海外旅行向け添乗員派遣業務のボイスエンタープライズを子会社化したことに伴い連結決算に移行する。このため前期と単純比較はできないが、売上高を203億円(前年非連結との比較7.6%増)、営業利益を16億01百万円(同10.0%増)、経常利益を16億16百万円(同11.0%増)、純利益を8億30百万円(同10.5%増)の見込みとしている。実質的に増収増益だろう。主力のアウトソーシング事業はモバイル分野を中心に受注増加を見込み、営業拠点新設による事業エリアの拡大、子会社化した観光分野の収益化なども寄与する模様だ。

  月次売上高(前年の非連結売上高との比較)を見ると、9月108.9%、10月103.3%、9~10月累計106.1%であり、概ね順調に推移している模様だ。事業基盤強化によって中期的な成長も期待されるだろう。

  株価の動きを見ると、9月10日の850円をボトムとして反発し、強基調の展開を継続して高値圏に回帰した。11月30日には1087円まで上昇して8月17日の高値1090円に接近している。好業績見通しを評価する動きだろう。12月7日の終値1040円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS185円48銭で算出)は5~6倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間42円で算出)は4.0%近辺、実績PBR(前期の非連結ベースの実績BPS937円46銭で算出)は1.1倍近辺となる。

  日足チャートで見ると、25日移動平均線がサポートラインとなって強基調を継続している。週足チャートで見ても、9月10日の850円をボトムとして下値を切り上げている。足元の水準は戻り高値後の押し目局面だろう。今期の好業績見通しや指標面の割安感を考慮すれば依然として評価不足であり、8月17日の高値1090円を突破すれば一段高が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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