【今日の言葉】日頃の淡々とした姿とは似つかわしくない

2012年12月9日 12:30

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  『日頃の淡々とした姿とは似つかわしくない』=週末、現職の官房長官が記者団との会話の中で、「さっさと打ち上げてくれ」と言ったとされる発言が物議を呼んでいる。北のミサイルのことである。

  「会話」は、文字に書き表す場合と違って難しさはある。推敲のできる文章に対し、会話はその場の雰囲気に左右されやすいところがある。もちろん、文章だって感情移入が強すぎると誤解が生じる。ただ、残念なのは、「会話」を職業とする政治家であり、しかも、内閣を代表する官房長官の発言ということだろう。

  政治家といえども生身の人間だからイライラすることもあろう。しかし、同情したくても、国際社会で置かれている日本の立場を考えれば残念なことである。日頃、淡々と受け答えする姿をテレビで見ている国民に違和感もあっただろう。記者団の引き出しが上手かったのか、それとも、つい本音が出たのか。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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