【アナリストの眼】株価出直りのヨコレイ、北海道・喜茂別物流センター本格稼働寄与

2012年11月22日 10:27

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  冷蔵倉庫大手で食品販売事業も展開するヨコレイ <2874> は、今期(13年9月期)の収益が大幅に改善する見込みだ。株価も調整一巡感を強めており、出直りが期待されるだろう。

  11月14日に発表した前期(12年9月期)連結業績は、売上高が前々期比10.4%減、営業利益が同74.2%減、経常利益が同71.3%減、純利益が同88.1%減の減収減益だった。冷蔵倉庫事業は貨物取扱量の増加などで好調だったが、食品販売事業で水産品や畜産品の市況低迷がマイナス要因となった。ただし9月19日の下方修正発表時に比べて、期末在庫評価損が想定以下にとどまったため、利益については下方修正値を上回った。

  今期の見通しについては、売上高が前期比0.1%増、営業利益が同2.8倍、経常利益が同2.4倍、純利益が同8.5倍としている。主力の冷蔵倉庫事業は、北海道・喜茂別物流センターの本格稼働なども寄与して順調な推移が見込まれる。食品販売事業では市況低迷が継続するが、相場が下落した商材の在庫処分を前期中に完了しているため、収益は大幅に改善する模様だ。

  株価の動きを見ると、9月19日の下方修正発表以降は安値圏で調整局面だったが、11月14日の年初来安値531円をボトムとして反発し、足元では560円台に戻している。今期の収益改善見込みを好感した動きだろう。20日の終値566円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS32円85銭で算出)は17~18倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は3.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1068円19銭で算出)は0.5倍近辺となる。

  日足チャートで見ると、25日移動平均線を突破して強基調へ転換の動きを見せている。また週足チャートで見ても安値圏での調整一巡感を強めている。今期の収益改善見通しを支援材料として出直り本格化が期待されるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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