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凸版印刷、高セキュリティ対応のグループ・データセンターを東京都内に建設
凸版印刷は16日、東京都23区内に「トッパングループ・データセンター(仮称)」を建設すると発表した。同データセンターは2013年10月より稼動を開始する予定。
東京都内で災害リスクの低い地域を厳選し、都市型データセンターとして堅牢な建屋を建設する。高効率の空調設備、きめ細かな温湿度管理などにより、サーバ設置エリアでエネルギー効率の指標PUE(Power Usage Effectiveness)値1.45以下を目指すなど、省エネルギー化の面でも先端を走る最新鋭のデータセンターとなる。
また、同建物内は、セキュリティレベルを複数段階に設定し、それぞれのレベルに合わせたセキュリティ対策を実施する。ICカードや生体による入退室認証や金属探知機、監視カメラなどを通常のデータセンターよりもきめ細かく導入・設置することで高レベルなセキュリティ対策を実装する。
さらに、関西地区にバックアップデータセンターを年度内に構築し、同センターとの連携により事業継続性(BCP)対策の強化を図る予定。
今回、同データセンターでトッパングループの基幹システムを集約し、堅牢な環境で集中管理を行うことにより、安全性と効率性の向上を図る。さらに、顧客向けとして各工場と高速ネットワーク接続を行い、データ処理をはじめBPOサービスまでをサポート。トッパングループのIT基盤を強化し、グループ全体で強みを活かしたトータルソリューションの提供を可能にする。
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