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【今日の言葉】米国雇用統計に見る<逆張り狙い>の腕試し
『米国雇用統計に見る<逆張り狙い>の腕試し』=週末に発表されたアメリカの10月雇用統計は、失業率7.9%、非農業部門の新規雇用者数は17万1000人増加した。8月の19万2000人増加、9月の14万8000人増加に続く大きい数字だった。10万人を超える増加なら景気に対し「良し」とされる。金融緩和の効果が出始めているようだ。
だが、発表日のNYダウは139ドル安と下げた。前日の125高で雇用者増加の材料を先取りしていたのではないかとの指摘はあるものの、このところのNYダウは乱高下が目を引く。荒い値動きは、景気・企業業績に対する見方に対し強弱感が交錯していることでもある。実際、この日発表された石油関連企業の減益が相場を引き下げたという。
今後も雇用改善が下値を支えるだろうしハリケーン復興効果も期待され、一方で欧州、中国経済減速の影響が頭を押さえることが予想され、今後もNYダウは乱高下となりそうだ。NYダウの波乱は日本株も揺らすこととなる。今は、「逆張り」狙いの腕が試される相場だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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