【アナリストの眼】スターティア株価・業績絶好調、電子ブック牽引、上値余地大

2012年10月31日 10:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  電子ブック作成ソフトやIT機器販売のスターティア <3393> (東マ)は、10月19日に今期(13年3月期)第2四半期累計(4~9月期)連結業績見通しの上方修正を発表し、10月29日に第2四半期累計連結業績を発表した。電子書籍関連のテーマ性を支援材料に、株価は強基調の展開だろう。

  第2四半期累計は、売上高が前年同期比34.6%増、営業利益が同3.1倍、経常利益が同2.8倍、純利益が同2.9倍の大幅増収増益だった。電子ブック作成ソフト「ActiBook」の販売が好調で、ウェブソリューション事業は同50.2%増収だった。レンタルサーバーなどのネットワークソリューション事業ではストック型ビジネスへのシフト、MFP(複合機)販売などのビジネスソリューション事業ではソフトバンクテレコム関連の大幅増収も寄与した。

  通期については前回(5月11日公表)の会社予想を据え置き、売上高が前期比18.8%増、営業利益が同30.7%増、経常利益が同26.1%増、純利益が同7.7%増の増収増益見込みとしている。通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が51.2%、営業利益が46.0%、経常利益が47.2%、純利益が55.7%と概ね順調な水準である。第2四半期累計の上方修正を考慮すれば、通期上振れの期待も高まるだろう。

  株価の動きを見ると8月以降、電子書籍関連が人気化する流れで強基調の展開となっている。第2四半期累計見通しの上方修正発表なども好感して、10月29日には年初来高値となる1749円まで上昇する場面があった。30日は前日比7.96%安まで大幅反落する場面があったが、短期的な過熱感を強めていたこともあり、29日の決算発表で一旦は利益確定売りが優勢になったようだ。30日の終値1580円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS60円53銭で算出)は26倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円05銭で算出)は0.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS534円86銭で算出)は3倍近辺となる。

  週足ベースで見ると、4月25日の高値1447円を突破した後は、ほぼ一本調子の上昇トレンドとなっている。また日足チャートで見ると、短期的な調整を挟みながら強基調の展開であり、25日移動平均線がサポートラインだろう。電子書籍関連というテーマ性が支援材料であり、利益確定売り一巡後に上値追いの可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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